風景研究所【Lab Landshaft Offical Blog】

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【お金は言葉】コミュニケーションツールだったはずのお金で人生が狂う理由

 

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お金はコミュニケーションツールと昨日は書きました。

 

そうなると、言葉のようなものなのです。

 

現に、お金とは信用である。という人がいますよね。

 

でも、言葉がほしいから人は働きません。

言葉のみで毎日働く人は、少ないでしょう。

 

多くの人は、お金がほしいから働きます。

 

この違いは簡単です。今の社会では「ありがとう」という言葉だけでは食べていけないから。です。

 

お金が生まれた理由

 

お金が生まれた理由はとても簡単です。

 

『だれかと何かを交換したいから。』

 

大昔は、物々交換をしてほしいものを手に入れていました。

 

魚が釣れる人と、お米が作れる人は互いに交換し合って食べていたわけですね。

 

 

これを、今はお金を通しておこなっているわけです。

 

だから、お金の本質は『だれかと(何かを)やり取りするための道具』でしかないわけです。

 

その点では言葉と同じです。

 

つまり、「ありがとう」と言うことと、店員にチップを支払うのは同じことなのです。

 

言葉は貯めることも増やすこともできないが、お金はできる。

では、言葉とお金の違いはなにか。

 

それは「貯蓄機能」と「増殖機能」がお金にはあって、言葉にはないことです。

 

貯蓄機能

 

「ありがとう」という言葉をどれだけメモしたって、それを証明したりは中々できませんし、仮に録音等をしても手間です。

 

お金は、その交換したこと。気持ちをやり取りしたことを含めて簡単に記録して人に見せたり、使ったりできるのです。

 

お金を貯金するというのは、こうした交換したことを記録しているとも言えます。

 

増殖機能

 

 

昨日紹介したこのツイート。

 

このツイート内で、一万円は ”何枚” あるでしょう。

 

答えは、左側は二枚。右側は二枚です。同じ枚数しかないのです。

 

けれど、一万円分の ”喜び” は右側は倍の4倍になっています。

 

「ありがとう」という言葉自体は、動きとしては左側の動きしかできないのです。

 

 

他にも、銀行や株などの金融商品というものは、まさにお金からお金を作っている世界です。

 

「言葉の重み」を再現できてしまうお金。札束で殴れる理由

 

お金と言葉の共通点は『交換するさいに使う』ということ。

 

逆に、言葉になくてお金にあるのは「貯蓄機能」と「増殖機能」だと説明してきました。

 

この違いがどんな違いと生むのか。

 

それは「言葉の重み」を簡単に再現できるということです。

 

 

例えば、あなたの人生の恩人がいたとします。

 

恩人の感謝の言葉と、見ず知らずの人の罵声の言葉。

 

あなたにとって、どちらが重いでしょうか。

いうまでもないと思います。

 

これを、再現できるのがお金です。

つまり、見ず知らずの人でも、「恩人の感謝の言葉」のようなやり取りができてしまう。

 

ということです。

 

札束で殴るとは、言葉の重みで信用を勝ち取ることと似ている

 

そんなことはない。と思うかもしれません。

 

では、恩人が一泊家に泊めてくれ。と言ったとします。

 

あなたの人生の恩人とも呼べる人です。

 

一泊させるくらい、なんてことないでしょう。

その時間が楽しみにすら、なるでしょう。

 

 

同じように

「ここに君が好きに使っていい500億円がある。かわりに一泊泊めてくれ。」

と言われたら。(実際にはこんな提案はしない。と言わないでこの言葉は信用できるとしてくださいね。でないと仮定がすすまないから。)

 

500億もらえるのなら、ひっこし代も新居もその後の生活も安泰でしょう。

 

よろこんで、どちらの言葉にも従う人は多いのではないでしょうか。

 

これが、札束で殴るという言葉の正体です。

 

つまりは、「交換したい」という意思に力をつけているのです。

 

お金は、そのうえ、その力を貯めて(貯蓄)増やせる(増殖)のです。

 

お金という「言葉」がほしいから、労働しつづける

 

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この記事内で

 

「貧困状態(お金がないとき)は、知能指数も下がっている」

 

ということを書きました。

 

お金が言葉とおなじように「交換機能」をもっているので、人とやり取りするためにお金がひつようなのです。

 

逆にお金がない状態とは、お金でのやりとりができない状態です。

 

要は、しゃべれなくなっているのです。

 

あなたの今の知性は、言葉なしで維持できるでしょうか。

あなたの考えていることは、言葉なしに考えられるでしょうか。

 

私は、言葉なしでこうしてブログで書けるようなことを考えていくことはできません。

 

労働者がお金を得るのは、自分の時間を売ってお金という『言葉』を得るため

 

だから、お金のために働くのです。

 

これは、「自分の言葉をもとめて、自分の人生の時間を切り売りしている」のです。

 

「自分の時間を毎日8時間あげるから、お金という言葉をくれ。」と言っているのです。

 

言葉にあって、お金にないものもあります。

 

それは「個人一人では、お金はつくれない」ということです。

 

言葉なら、同じ言葉がつうじるのなら、だれとでも、いつでも話せます。

 

お金は持っていなければ、これができないのです。

 

 

だから、人はお金のために 狂うこと もあるのです。

 

ベーシックインカムはよ!!

 

すごい怖い感じに書きましたが。

 

お金というシステムは、なかなかすぐれてもいます。

 

 

こうした交換しやすさは、お金あってのことです。

 

だからこそ、ベーシックインカムがはやくこないといけないのです。

 

水をみんなが飲むように。

義務教育で言葉を覚えるように。

 

お金自体も、一定額が持っていることが普通になるべきものなのです。

 

 

ベーシックインカムに反対する人のなかには

「そんなシステムをしたら、みんな働かなくなる!」という人がいます。

 

断言できますが、それはありえません。

 

これまでのいくつかのベーシックインカムの実験でも判明しています。

 

ベーシックインカムでもらう、それ以上のお金が使いたくなるからです。

 

たった一人で食料を作って、生きていくことができない以上。

人とやり取りしたい。という意思は、人の不変なものです。

 

 

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